加盟店キーパーズコラム『遺品整理屋は見た! Vol.98』


亡くなった人からの死臭の発生理由


以前、作家でもあり元東京都監察医務院長の上野正彦氏と亡くなった人から発生する死臭について対談したことがありました。
お話によると、人間が生きている時には胃に入った食物だけを消化するために酵素が働いているのですが、
人が亡くなると酵素が出ないので胃袋が自分自身を消化してしまうのだそうです。
だから、消化器系からの腐敗が早いのだそうで、釣った魚もすぐにはらわたを抜くのはそのような理由からなのですね。
また、消化器系の腐乱の次に、血液が腐敗して血管の中にガスが発生するのだそうです。
故人を動かしたときに、血管が切れて中にたまっていたガスが一気に噴き出すので、
警察官が来てご遺体を引き取っていった後のほうが臭いがきつくなることもあるようです。
死臭と闘いながら頑張っているキーパーズのスタッフにはいつも感謝です。



バックナンバー:
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Vol.96 「天国から地獄へ」とはまさにこのことなのか…

Vol.95 「佐渡島の朱鷺(トキ)ニッポニアニッポン」

Vol.94 「孤立死を防ぐための引きこもり対策の重要性」

Vol.93 「日本独自の文化である仏壇を置く意味とは?」

Vol.92 「正直に言いますと」と「実は」と言う言葉

Vol.91 「子供に相続させたくないが孫には相続させたい」

Vol.90 「残りの人生の一番若い今日を有効に」

Vol.89 「ご遺族の要望を絶対にお断りしないために」

Vol.88 「空き家になった実家の雑草のクレーム」 

Vol.87 「失敗しないために一番考える事」

Vol.86 「相続人が何人いるか把握できていますか?」

Vol.85 「相続税のかかるケースと注意点」

Vol.84 「自分の葬儀と埋葬の希望は、事前にしっかり伝えておくこと」

Vol.83 「親子は絶縁をしても、法律上の縁を切ることは出来ない」

Vol.82 「天国へ持っていきたいものはありますか」

Vol.81   「遺品の供養祭の品で気づかせてもらいました

Vol.80   「年末年始のお葬式

Vol.79 「放置される廃墟リゾートマンションの実情」

Vol.78 「おかげさまでキーパーズは20歳になりました」

Vol.77 「献体を希望する方々の増加」

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Vol.75 「捨てる勇気と決断とその意味」

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Vol.72 「あとで言うね、いま言えないけどという人」

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Vol.69 「借地の家は相続登記しないと解体できないのか?

Vol.68 「今後増加する、解体できない事情」

Vol.67 「キーパーズ遺品整理保険が出来ました

Vol.66 「おひとりさまでもだいじょうぶノート

Vol.65 「親戚のなかで一人住まいの人はいませんか?」

Vol.64 「遺品整理込みの不動産の買取」

Vol.63 「断食道場に来て今日が最終日です」

Vol.62 「相続した空き家の植栽で頭を抱える遺族」

Vol.61 「熱射病と日射病と熱中症の違い」

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Vol.59 「息子を亡くした元気な93歳の相続人」

Vol.58 「キーパーズ 遺品整理保険」が出来ました

Vol.57 自己主張が強すぎると損をする

Vol.56 便利なサービスには気を付けて

Vol.55 遺品整理の事前相談者の死

Vol.54 毎年、頭の痛いカレンダー制作

Vol.53 さぼれるということ

Vol.52 「何」の選択肢を事前に用意するという気遣い

Vol.51 「事故物件」という言葉による心理的影響

Vol.50 「祭祀財産」にも相続税がかかるのです

Vol.49 不動産の売却希望者の増加

Vol.48 ロビーも駐車場はガラガラなのに・・・

Vol.47 コロナによる気づきと、価値観の変化